庄野歯科インプラントセンター

インプラントにおける

歯科用CTと
パノラマレントゲン

CTとパノラマレントゲンの違い

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歯科CTと
パノラマレントゲンの違い

近年は一般的な歯医者にも、歯科用コーンビームCT(CBCT)を設置する医院が増えていますが、普及率は10%程度だといわれています。「CT撮影がインプラント治療の安全性を高める」といわれながらも、約9割の歯科医院で、歯科CTが導入されていないのが実状です。

「インプラントはCT撮影なしで手術できるの?」と思われるでしょうが、答えは「YES」です。CT撮影がなくても、インプラント治療はできます。もちろん、安全性が高いとはいえませんし、難易度の高い治療になるほどリスクは高くなります。
インプラント治療において、CT撮影を行うのは常識となってきているのですが、実際にはパノラマレントゲンのみでインプラント治療を行っている医院は少なくないのです。

診療台

CTとパノラマレントゲンの
得られる情報の比較

診療台

CTは3次元なのに対し、パノラマレントゲンは2次元です。2次元で得られる情報には限界があり、3次元画像から得られるような神経の走行、歯槽骨の厚み、歯と歯槽骨の位置関係などの情報は得られないのです。
インプラントの埋入本数が1~2本と少ない症例であっても、パノラマレントゲンでは分からない解剖学的リスクを抱えている可能性もあります。多くの症例を持つ医師でも、滅多にない稀なケースに遭遇することだってあるでしょう。

また万が一、下顎の神経を圧迫したり傷つけたりしてしまうと、麻痺やしびれ、さまざまな障害を生じ、埋入したインプラントを取り除く必要も出てきます。

歯科CTとパノラマレントゲンの被ばく量の違い

歯科用CTは約0.1mSv(ミリシーベルト)、パノラマレントゲンは約0.03mSvとされています(ともに1枚当たりの放射線量を示します。また、撮影方法で放射線量は異なります)。
これに対し、医科用CTは1回あたり5-30mSvとされていますから、歯科用CTは医科用CTよりも、ずっと被ばく量が少ないというのがわかります。

庄野歯科受付

歯科CT費用とパノラマレントゲンの
料金の違い

庄野歯科受付

CTは、一部保険が適用となっていますが、インプラント治療は自由診療のため、それに伴うCT撮影も保険請求が出来ません。また、虫歯治療など保険診療に伴うパノラマ撮影は保険がききますが、CT撮影同様に保険がききません。つまり、インプラント治療のためのCT・パノラマ撮影は、いずれも保険が適用とならないのです。
保険が適用とならないため、価格は病院が独自に決定することができ、医院によって異なります。

インプラント治療における有用性

インプラント治療におけるCT撮影のメリットには、次のようなものがあります。

顎の骨の量や厚みを正確に把握できる
骨の厚みを正確に把握できていなければ、骨をインプラントが貫通してしまうトラブルも起こり得ます。
神経や血管の位置が正確にわかる
神経を損傷してしまうと、しびれや麻痺が生じてしまいます。
シミュレーションができる
専用ソフトを使用し術前にシミュレーションを行うことで、確実で安全な治療が可能になります。
サージナルガイドを作成し
メスを使わないフラップレス手術も可能になる
CTの情報をもとに、ドリルで穴を開ける位置・角度に導くサージナルガイドを作成できます。

歯科医院に
CTスキャンが設置されていない場合

インプラント治療を行っている歯科医院でもCT設備のない医院は多いため、治療を行ってもらう予定の医院にCTスキャンが無い場合は、他の歯科で撮影のみ行うことも可能です。他院でCT撮影を行う場合には、撮影・受け取りなど手間がかかるというデメリットがありますが、安全性は向上できるでしょう。

手術の様子

インプラント治療は歯科用CTがある歯科・CT画像を読影できる医師のもとで

手術の様子

インプラント治療は、普段からCT撮影を自ら行い、CT画像による診断を行っている医師の方が安心です。なぜなら、医師ならば誰でもCT画像から正しい診断を行い、治療におけるリスクを見つけ出せるか…といえば、そうとは限らないからです。

CT撮影をすれば、多くの情報が得られて安全性が高まりますが、その画像からリスクを読み取る力量を持った医師が見ないと、CT画像もただの画像にすぎません。当院ではCT撮影はもちろん、現在に至るまで埋入総本数約14,000本を超える実績・経験をもとに、正確な読影により、安心して治療をお受けいただいています。

お知らせ

  • 2017年12月28日ホームページをリニューアルしました